手先の器用さや、技術が必要な事なので万人向けではありませんが、やっていればそのうち身に付くようなことをいくつか書いてみます。

■ 服を作って売る。
ミシンの技術が必要で、かなりの熟練さんでないと難しい。
やり方としては、安い生地を買って来てシャツ等を作ってそれを販売します。
正直、中国産などの安いシャツ等が出回っているので、安さを売りにした商品はまず売れないと思います。
なので、クオリティーやデザインを売りに勝負する事になるでしょう。

いい物さえ作れれば売れるでしょうが、売れるようになるには結構な時間がかかりそうです。
無料でYシャツ等のテンプレートを配布しているサイト等がありますので、まずはそれらをDLして練習してみましょう。

必要になる物、ミシン 、生地 、ハサミ 、糸 、等々。

■ プラモデルの作成代行
組み立てて、塗装をして完成させる仕事です。
スプレーガン、コンプレッサー、いろんな塗料等が必要になるので、かなりの出費になることでしょう。
どこの誰だかわからんやつに金を払ってまでプラモデルを作ってもらおうという気にはならないので、自分の技術がどれ程のものか、アピールする為の作品やサイトが必要になります。
その世界で結構有名にならない限り、仕事を得ることは難しいでしょうが、長くやっていればなんとかなるかも知れません。

必要になる物、スプレーガン 、コンプレッサー 、塗料 、薄め液 、デザインナイフ 、ニッパー 、ヤスリ 、マスキングテープ 、パテ 、接着剤 、サーフェイサー 、等々

■ 3Dデータの販売
3Dデータを作ってそれを販売します。
日本ではあんまり盛んではないようですが、海外だと結構人気があるようです。
制作にあたっては当然、3D制作ソフトは必要になりますし、そのソフトを使いこなす技術も必要になりますので、敷居は高いかもしれませんが売れるデータが出来てしまえば、後は何もしなくてもお金が入って来るようになります。

必要なソフトは、Maya、3DSMAX、Lightwave、Shade、等々。
ちょっとした小物でしたら、無料のCADでも（dxfでエクスポート出来るなら）大丈夫だと思います。
無料CAD、DesignSpark、等々
無料の3DCGソフト、Blender、AUTEDESK123Dシリーズ、等々。
objでエクスポート出来るソフトなら殆ど大丈夫です。

データが完成したら、販売委託をしているサイトに登録して、あとはお任せしておけば終了です。
データだけの販売委託の所とデータを3Dプリントして造形物にしたものを販売委託してくれる所があります。

国内サイト
Model-Wave
rinkak
DMM.MAKE
sanzigen.com

主な海外サイト。
3dpmr
renderosity
runtime dna
cgtrader
shapeways


■ 銀粘土でアクセサリーを作って販売
銀粘土とは何にかと言いますと、銀が含まれている粘土で、小さいころに遊んだ油粘土と同じように自由に造形を楽しむことが出来 ます。
そしてその造形した粘土を加熱すると、そのままの形で銀製品になるという粘土です。
指輪とかペンダントとかを作る人が多いですが、それ以外の物も作れますので発想次第でいろんな物を創り出せます。

ただ、制作にあたって必要な道具が結構多いので、地味に出費が嵩みます。

必要になる物、ヤスリ 、デザインナイフ、電気炉 （ガスコンロ 、オーブントースター でも可）、ステレンスブラシ 、リューター 、芯棒 （指輪作成時）、プラゲージ 、焼き網 、研磨剤 、等々

■ 木彫り製品の販売
角材を入手して、ノミや彫刻刀を使って彫り出します。
角材は建築現場に行って、木端を貰ってくるといいでしょう。
後は角材の面に彫り出したいアウトラインを書き込み、彫り出すだけです。
自分は20cmぐらいのモアイ像を彫ってみました。

ノミで彫り出し、彫刻刀で細部の調整をして、サンドペーパーで整えて、スプレーニスを吹きかけて完成。
3000円で売れましたが、作成日数が約1か月もかかったので、正直商売にはなりません。

必要になる物、ノミ 、彫刻刀 、サンドペーパー 、ニス 、等々。

アマゾンやヤフオクでもいいのですが、ハンドメイド専用の出店サービスをしているサイトがあります。
基本的には出展費無料の所が多いので、専門のサービスを利用するのもいいかと思います。

利用料、手数料は変更されている可能性がありますので、ご自分の目でご確認ください。