ひろこ・拾子
電車に乗る生活をしていないので最近の事はわかりませんが、駅前近くで路上に週刊誌などを平置きにして100円ぐらいで販売をしているおじさんをご覧になったことはありませんか?
(ビッグイシューを売っている人達のことではないです)
あの人たちのことを”ひろこ”といいます。
地下鉄サリン事件が起きるまでは、結構居ましたが現在はどうなんでしょうか?
”ひろこ”というはどんな事をするのかというと、通勤ラッシュの時間帯に各駅にあるゴミ箱をあさり、漫画や週刊誌等の雑誌を拾って、それを路上で販売している人の事です。
タダで集めた雑誌を100円で売る。
ある程度売れたら、またゴミ箱をあさり、雑誌を入手してそれをまた販売する。
それを何回かやったら、仕事はおしまい。
費用は切符代だけなので、殆ど丸儲けなのです。
綺麗な身なりはしていませんが、当時の”ひろこ”たちは、結構お金を持っています。
所得税なんて当然、払っていませんし、人によっては生活保護を貰いながら”ひろこ”をやっています。
食事は炊き出しを上手いこと利用して食費も抑えていたようですよ。
そんな訳で”ひろこ”の年収は500万以上あったりします、スゴイでしょ?
安く仕入れて高く売る、金儲けの基本をやっていたんですね。
せどりより簡単ですぐに現金収入を得られる所が魅力です。
ジャンプ、マガジン、サンデー等の少年漫画雑誌や、週刊ポスト、週刊現代、週刊大衆、SPA、FRIDAY、FLASH等の週刊誌は良く売れるが、女性週刊誌はあんまり捌けないらしいです。